魔のクリスマス
皆さんこんばんは!今日はクリスマスーーーーーーーーー!
今日は、僕の為にシェアシェアの皆が残ってくれたの。
僕、僕、嬉しくて。
凄いはしゃいじゃいました!その一部始終を皆さんに見て頂こうかと。
まずは前回の特集でご紹介した、皆で作ったクリスマスの飾りから。
これ1日で出来たの凄くないですか?
しかも1000円しかかかってないし。皆さんも是非真似してください!
これだけでも、皆が僕の為に作ってくれたから…嬉しいでいっぱいなのですが…
なんと皆、クリスマスケーキまで用意してくださったのです。泣
プレゼントまで!
僕、僕、感無量。泣
皆でケーキ囲って楽しくクリスマスソング歌って。
なんて良い会社なんだ…。泣
「雰囲気大事だから」って、クリスマスのコスプレまで…。泣
ツリーの役やってー!!という皆の期待に応えて、はりきる僕。
この洋服、女の子用な気がするけど、今日はもう気にしない。
ちょっと、腕の辺りピチピチだけどきっと僕が太ったからだな。気にしない。
ちょっと丈が短いけど、僕の足が短いからだね、気にしない。
あれ、なんかそうこう言ってるうちにケーキが…
あれ、なんかあれこれ言ってるうちに皆が…
NOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!
気づいたら僕は1人になっていた。ケーキは無惨な姿に。
皆、皆、いったいどこへ…?
僕はこのまま皆の帰りを待ちながら明日を迎えた。
復習が始まる…
翌日、
シェアシェアの皆は、クリスマスに仕事を入れていたものの、仕事が終わったらプライベートでクリスマスパーティへ参加していたようだ。
どうやら、僕だけだったようです、クリスマスに1人だったのは。
せ、切ない。
僕はこのとき心に誓った。
絶対に来年こそは大勢でクリスマスパーティやってやるんだ!
クリスマスの夜に、僕を会社に1人置き去りにしたシェアシェアスタッフ達を見返してやるぅううう!
それまでに、早くシェアハウスに入居して皆と仲良くなるんだ!
僕はシェアハウスを探し続けるんだ!!
メラメラメラメラ―————————ブォウ!
意気込むタダ。
タダの復讐が始まった。
この辺りから、僕の心は分離しだした。
良い子の僕と、少し悪い子の僕に…。
つづく