シェアハウスの生活をいまいちイメージできない人も多いのではないでしょうか?シェアハウスでは一人暮らしのように自由に生活ができるわけではありません。シェアハウス生活を円滑にするために、シェアハウスでは運営会社やオーナーがルールを設けています。今回はシェアハウスのルール例やよくあるルールについて解説します。
シェアハウスでは、様々な人が同じ屋根の下で共同生活を行います。年齢や性別だけでなく、異なる価値観を持つ人同士が同じ家に集まるので、それぞれの生活スタイルが異なることになります。
1人の入居者が好き勝手にすると他の入居者に迷惑をかけてしまうことになりますよね。そのため、シェアハウスではトラブルのない共同生活ができるよう、生活をする上でのルールを設けています。ルールと言っても最低限守るべきルールなので、他人を思いやって生活をすることができれば基本的には問題ありせん。
シェアハウスに住むなら、トラブルのないシェアハウスに住みたいですよね。シェアハウスの管理会社ごとにルールが異なり、独特なルールを設けている場合もあるので入居前にしっかりチェックしておきましょう。入居後にこんなの聞いていない!とならないよう、予めシェアハウスのルールを理解して、シェアハウスを選ぶ一つの判断材料にしていきましょう!
シェアハウスの中でもルールが多いのが共有部になります。他の入居者とシェアをして使う部分にはなるので、ストレスなく使えるよう入居者同士でルールを守る必要があります。では、具体的にシェアハウスの共有部はどのようなルールがあるのかを見ていきましょう。
リビングのルールで多いのが、私物を置いてはいけないというものです。みんなでシェアして使う部分にはなるので、個人の私物が置かれていると物が散乱してしまいますよね。共有部には共有できる物のみを置いて、入居者全員が気持ちよく使えるようなスペースにしましょう。また、貴重品などは特に、個室で管理をする必要があります。物の紛失や盗難は、管理会社が関与できない場合が多いのでしっかりと自己管理をする必要があります。
その他にも、電気やエアコンをつけっぱなしにしないことや共有部での夜間の騒音についてもルールを設けていることが多いです。
キッチンなどの水回りは、共同生活をする中で一番気になるところではありますよね。シンクにお皿をためないことや、使用後はキッチン使用時にでたゴミも含めて綺麗に片付けをすることはもちろんですが管理会社によってはキッチンの使用時間帯を決めているところもあります。
また、キッチンにも基本的には私物は置けないようになっていますがハウスによっては各部屋ごとの収納スペースが決められており、調味料などの私物を置くことができるハウスもあります。冷蔵庫を共有で使う場合には、自分の物には誰かに食べられないよう部屋番号や名前を書いておきましょう!
お風呂も同じように、キッチン同様使用後は必ず排水溝に溜まったゴミは各自で清掃をするようルールを決めているところが多いです。管理会社の清掃が入るハウスもありますが、お風呂は毎日使うところなので基本的には次の人が気持ちよく使えるように、綺麗にして出る必要があります。
また、お風呂の使用時間を設けているところやドライヤーの使用時間帯が決められている場合もあります。一人暮らしのように、好きな時間に好きなだけお風呂に入って髪を乾かすということはできないかもしれないですね。
トイレに関してはもちろん使用時間等のルールはありませんが、トイレットペーパーの持ち出し禁止や衛生用品をゴミ箱に捨てるなどのルールがあることもあります。
特に女性だと気になる衛生用品ですが、共有のトイレにサニタリーボックスの設置がない場合もあるので、個室で捨てなければいけないこともあります。このあたりは内覧時にしっかり見ておきたいポイントですね!
玄関の靴箱は共有で使うため、置ける靴の数が限られてしまいます。そのため、1人何足までと決められていることがあります。入り切らない物に関しては個室で管理する必要があるので、何足まで玄関に置けるのかもチェックしておきたいポイントです。
また、盗難されることも稀にあるので高価な靴やお気に入りのものは極力個室に保管しておくことをおすすめします。盗難に関しては、管理会社が関与できないことも多いので共有部の私物はしっかりと自己管理をする必要があります。
特に傘は同じようなものがたくさんあり、間違われてしまうことも多いので名前や部屋番号を書くなどしっかり管理をしておきましょう。
シェアハウスのトラブルで多いのが、騒音トラブルです。同じ家の中で共同生活をしているため、一般賃貸よりも個室同士の壁が薄い場合が多いです。そのため、電話や音楽などの音量には注意をする必要があります。中には、電話の時間帯やスピーカー(パソコンや携帯)の使用を制限しているハウスもあります。
また、騒音以外にも個室の使用方法として、壁に画鋲などで穴を開けないことやアロマキャンドルなどの火の取り扱いを禁止しているところもあります。個室内でもルールがあるところもあるので、入居前に必ず確認しておきましょう。
ここまで一般的なルールについて解説しましたが、それ以外にハウスごとに定められているルールもあります。共有部や個室のルール以外に、シェアハウスによくあるルールをご紹介します。
友人や家族の宿泊にルールを設けている事が多いので、友人や家族を家に招待したい人は事前に確認しておきましょう。完全に入居者以外の立ち入りを禁止しているシェアハウスもあれば、事前申請が必要なところもあったりで、ルールはハウスごとに異なります。
宿泊に料金が発生するところや、宿泊者用の布団貸出しを行っているところなどもあるのでシェアハウス選びの判断材料とするのも良いかもしれません。
また、女性専用のシェアハウスの場合は宿泊が可能でも男性の立ち入りを禁止しているケースもあります。宅配などの荷物の受け取りも玄関までとしていることもあるので、セキュリティを重視したい方には良いかもしれないですね!
ゴミ出しに関しては、各自で行うこともあれば管理会社が回収をしてくれる場合もあります。基本的に個室内ででたゴミは各自で捨てるようルールを設けているところが多いですが、共有部に関しては当番制であったり気づいた人がやるなどハウスごとにルールは異なります。
ゴミ出しなどの衛生面に関わるところはしっかりルールを確認しておきたいところですね。実際に当番制や気づいた人が捨てる等といったところは、トラブルやクレームにつながることも多いのでゴミ出しルールは予め確認した上で入居しましょう。
喫煙者は必ず確認しておきたいルールですね。禁煙物件なのに個室でタバコを吸って、退去時に多額の請求をされることもあります。また、ハウス周辺での喫煙ルールを設けている場合もありますが、近隣トラブルにつながることもあるので必ずルールを守って生活をする必要があります。
タバコに関しては管理会社も近隣住民にとってもシビアなことなので、喫煙者の人は必ず確認した上で入居しましょう。近くの喫煙所まで行って吸わないと行けない場合もあるので、タバコが原因で退去することにならないようにしたいですね。
また、タバコを吸わない人も同じです。禁煙物件だと思って入居したが、実は外での喫煙を許可していて窓からタバコの匂いが入ってくるということもあります。タバコの匂いが苦手な人は関係ないと思わず、タバコに関するルールもしっかりと理解しておきましょう。
いかがでしたでしょうか?シェアハウスのルールは管理会社ごとに異なりますが、共同生活を行う上での必要最低限のルールがほとんどなのでしっかりと守ることができる人は問題なく生活できると思います。ただ、一人暮らしのように自由にできないこともあるのでシェアハウスのルールを知った上で入居を決めましょう!
賃料やエリアなどがシェアハウスを選ぶ上での判断基準になることが多いですが、入居後のトラブルやミスマッチを防ぐためにも、ハウスルールも選ぶ上での判基準とすることが重要です。
自分合ったシェアハウスで楽しく過ごすことが一番ですね!
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