「シェアハウスと賃貸物件の違いって?」比較内容を一挙ご紹介!

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「シェアハウスと賃貸物件の違いって具体的に何ですか?」

……というご質問をよく頂きます。”シェアハウスは1つの物件内でキッチンやお風呂・トイレは共有で使う”などの基本はわかっているけど、初期費用や入居期間など具体的な情報が分からない方が意外と多いようです。

きちんとした知識が無ければ、契約時はもちろんのこと、実際に入居した際のトラブルの元になってしまいます。

ということで、今回はシェアハウスと賃貸物件の違いを一挙にご紹介します!
是非お部屋探しの参考にしてください。


シェアハウスと賃貸物件の「建物・設備」の違い

賃貸物件の建物・設備

一人暮らしで一般賃貸を選んだ場合、1Rや1Kの間取りが多くなるかと思います。基本的な設備も、コンロやバス・トイレなど、グレードの差以外には変わらない場合がほとんどです。

全てのスペースが自分だけの専用になりますので、プライベートを何より重視したい方には、気を遣わずに生活できるというメリットがあります。

シェアハウスの建物・設備

シェアハウスの建物のタイプは物件により様々です。

マンションの1部屋(4LDKなど)をシェアハウスとして利用している場合や、一戸建てをシェアハウスとしてリノベーションしているところも多くあります。

大型のシェアハウスでは、マンション程の規模の建物を丸ごとシェアハウスとして使用する場合もあります。大型のシェアハウスの場合、共有スペースの一部をラウンジやフィットネスルーム、音楽ルームなど、賃貸物件ではほとんどお目にかかれない豪華な設備として併設しているシェアハウスが多くなっています。

広いキッチンでのびのびとお料理をしたり、大きな浴槽でゆったりくつろいだり、共用スペースを贅沢に使えるところに、シェアハウスならではのメリットがあります。

シェアハウスと賃貸物件の「初期費用」の違い

賃貸物件の初期費用

賃料5万円の一般の賃貸物件の初期費用は、大体以下のようになります(※あくまで一例です)。

前賃料 5万円
管理費 5000円
敷金 1ヶ月分
礼金 1ヶ月分
鍵の交換費 1万円
仲介手数料 1ヶ月分
合計 約24万5000円

賃貸物件の場合、敷金礼金がかかることがほとんどです。
更に仲介手数料が賃料1ヶ月ほど掛かることも多いです。この礼金・敷金・仲介手数料が一般賃貸の初期費用を跳ね上げています。

シェアハウスの初期費用

一般賃貸に比べて月々の費用が安い場合が多いシェアハウス。それ以上に全体の初期費用が圧倒的に安いのがシェアハウスのメリットと言えます。

賃料5万円のシェアハウスの初期費用は、大体以下のようになります(※あくまで一例です)。

賃料 5万円
共益費 1万円
デポジット 3万円
合計 約9万円

別途事務手数料や保険料がかかるシェアハウスもありますが、賃料とデポジットだけで入居可能なことも多いです。
インターネット代や光熱費が共益費に含まれている為、別途かかる費用もありません。
一般賃貸と比べて半額~3分の1程度で利用できるので、節約や貯金の為に利用する事も十分可能です。
※デポジットとは、簡単にいうと保証金のこと。退去時に返却してくれることもあるので事前に確認しておきましょう。
※一部のシェアハウスでは敷金礼金が掛かることもあるので、各シェアハウスにご確認をお願いします。

シェアハウスと賃貸物件の「契約内容」の違い

一般賃貸の契約内容

書類関係

一般賃貸の契約の際は、連帯保証人や保険など諸々しっかりとした書類が必要になります。
下記一例です。

<一般賃貸で必要となる書類例>
・本人の印鑑
・住民票
・所得証明書(源泉徴収票・納税証明書など)
・連帯保証人の印鑑証明書
・保証同意書の署名押印

契約期間

一般賃貸の契約期間は、2年契約の場合が多数。
途中解約も可能ですが、初期費用として高額の敷金礼金を払っている為、短期での退去はかなり割高となってしまいます。

シェアハウスの契約内容

書類関係

シェアハウスでは一般賃貸ほど、厳しい条件を課せるところはあまりありません。
下記一例です。

<シェアハウスで必要となる書類例>
・本人の印鑑
・身分証明書(運転免許証等)
・緊急連絡先

※ 物件によっては連帯保証人や保証会社への加入が必要な場合もあります。

契約期間

シェアハウスの最低入居期間は、3ヵ月~6ヵ月が多くなっています。
シェアハウスでは1年未満での退去も多く、解約へのハードルが低いのもメリットの一つです。
逆に、そもそも半年や1年単位での契約となり、再契約の形を取るシェアハウスもあります。

一般賃貸とシェアハウスの違いをなんとなくイメージ頂けたでしょうか?

一般賃貸、シェアハウスにそれぞれのメリットがあります。シェアハウスに馴染みのない方も、求める居住スタイルや生活シーンを思い浮かべ、この機会にシェアハウス生活をご検討いただければ嬉しいです。

是非お部屋探しの参考にしていただければ幸いです!